「達磨安心(だるまあんじん)」不安とは実体がないもの~禅語で経営者の心を癒す~

禅語で経営者の心を癒す

禅の言葉でこころをやさしく癒す。

私は心穏やかに安らかな気持ちで日々を送りたいと思い、禅語に触れています。
日々社長業でお疲れの皆さんへ、少しでも癒しの時間になればと思いサブカテゴリ―的にお届けさせて頂きます。

今回は
「達磨安心(だるまあんじん)」です。
 ※「あんしん」ではなく「あんじん」と読みます。

禅宗の祖と言われる達磨大師と弟子の禅問答でのお話です。
弟子は達磨大師に、
 「私の不安を取り除いて下さい」とお願いしたところ、
達磨大師は、
 「では取り除き安心させてあげるので不安を目の前に出して下さい」と言いました。

弟子はその時気づきます、不安とは実体が無いものであるということを。
実体のない空虚なものにとらわれていたということです。

人は常に不安を感じて生きています。
「この先生きていけるだろうか」
「病気にはならないだろうか」
先のことが不安で仕方ありません。

でも実体のない先のことに日々悩まされるのではなく、
今を大切に、今できる目の前のことに集中していくことが大切であるという教えです。
目の前のことに集中していると自然と不安はなくなっていくでしょう。

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心に穏やかなあかりが灯りますように…

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