禅の言葉でこころをやさしく癒す。
私は心穏やかに安らかな気持ちで日々を送りたいと思い「禅語」に触れています。
日々社長業でお疲れの皆さんへ、少しでも癒しの時間になればと思いサブカテゴリ―的にお届けさせて頂きます。
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今回は
「両忘(りょうぼう)」
です。
二元的思考だけで物事を捉えず、本質から考える
私たちは毎日の生活の中で多くの選択をしています。
白か黒か、賛成か反対か、好きか嫌いか、幸せか不幸か、陽か隠か、愛か憎か…。
たとえば、初対面の人との出会いでも、
A「あの人は善い人だ」
B「あの人は悪い人だ」
と頭の中で自然に二者択一をしてしまいがちです。
何かにチャレンジしようとする時も、
A「やる」か
B「やらない」か
難しいチャレンジほど “できない理由” がどんどん見つかり、結果始めることを止めてしまいます。
この時の選択肢は「やる」か「やらない」だけではなく、「まずやってみて分からないことがあったら勉強する、ある程度やってみて無理ならやめる」という考え方もあります。
もちろんこの他にも人それぞれの考え方があると思います。

また、「絵画」を例に挙げると…
気に入った絵に出合った時、なんとも表現し難い感情が湧き出てくるものです。
この感情を人に説明するのはなかなか難しいでしょう。
とにかく「気に入った!」といった感じです。
絵の好み程、個人差が出るものはないと思います。
このように、絵を気に入る時は単純に「上手い」か「下手」かで決めているのではなく、感情や嗜好が大きく働いています。
あまりに二元的思考(対極的な考え方や価値観)が強い人は、あらゆることを白か黒で決めようとしてしまいます。

ちなみに二元的思考(二者択一)が定着してしまうと、脳が単純化され劣化するとも言われています。
「人は二元論の思考があるんだ、気をつけよう!」と意識するだけで物事の見方は変わってきます。
世の中には白か黒で決められないことも多く存在します。
決められない時は一旦心を落ち着かせ、二者択一という雑念を忘れて、物事の本質をしっかり追及する思考を持ちましょう。

重要な決断を迫られる経営者にとっては特に重要ではないかと思います。
執着や思い込みで単純な二者択一をやめていけば、心が解放され、物事を俯瞰して見られる余裕のある人生が送れます。
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心に穏やかなあかりが灯りますように…
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