こんにちは。
hajime BLOGをご覧頂きましてありがとうございます。
元経営者、現カウンセラーブロガーのhajimeです。
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今回のテーマは、
【経営者へおすすめの本3選!
これを読めば思考が変わりビジネスにも役立つ】
です。
私は日頃ちょっとした空き時間に「読書」か「筋トレ」をしています。
この【静】と【動】の組み合わせがなかなか心地よいです!

特に、
筋トレ【動】⇒ 読書【静】の流れが最高!
筋トレをして幸福物質と呼ばれる「ドーパミン」が出たところで休息を兼ねてじっくり読書をすると(私は)読解力が高まります。
最近は月に3~4冊程度の本を読んでいますが、その中でとても良い3冊と出会いました。
かなり再現性が高く経営者の皆様にも役に立つ3冊でしたのでご紹介させて頂きます。
☆それぞれリンクも貼っておきますので是非どうぞ。
※本ブログはネタバレあります。
ゼロ秒思考
1冊目は、
ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング
著者:赤羽雄二 ダイヤモンド社 単行本 216ページ 1,540円(税込)
この本は私がご紹介するほどでもない超有名な赤羽雄二さんの著書です。
まずインパクトのある教えが、
「メモ書き」
思考と感情の言語化をトレーニングして、
どんな人でも頭が良くなり、心も鍛えられるというもの。
A4の紙に1つのテーマに対して1分間で思うことを書き出す。
それを10ページ、毎日繰り返すというもの。
これらを行うことで思考の深掘りができ、即断即決ができる脳へと変化していきます。
書き出す内容は、ひとつのテーマに対して何でもよいので思いついたことをどんどん書いていきます。
1分間ですから、あまりじっくり考えている暇はありません。

書き出すことでもやもやが晴れ、問題や課題が可視化されることで頭もスッキリします!
また、思考が整理されることで「仕事の棚卸し」にも繋がります。
“仕事の棚卸し” についてはこちらの記事もご覧ください
⇒「ABC分類と仕事の棚卸しで貴重な毎日を大切に」

慣れるまでは少し大変と感じるかもしれませんが、
1分間1ページ×10回をやり続けることで、
- 頭の中が整理される
- もやもやが晴れてスッキリする
- 思考の深掘りが習慣化する
- 即断即決力が高まる
- 頭がよくなる
これらを実感できる最強の本だと思いました。
経営者の脳が更にバージョンアップすれば、
業績にも効果が出ることは言うまでもありません。

私は書き出した内容をTODOリストとしても活用しています。
TODOに置き換えることで、思考を「実行」へと移行でき、仕事にかなり効果がありました。
1度に10件ではなく、1日の中で思い立った時に思い立った案件について1分間サッと書き出す方法でもOK!

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング [ 赤羽雄二 ]
書く技術・伝える技術
2冊目は、
改定新版 書く技術・伝える技術 仕事の効率をグンと上げるビジネス・ライティング
著者:倉島保美 あさ出版 単行本 256ページ 1,980円(税込)
この本は最近購入して読んだ本なのですが、
“書く技術・伝える技術” がタイトルの本だけあってとにかく読みやすく分かりやすい一冊です。

私はそれほど本を読むスピートが早くはないのですが、この本はあっという間に読み進められました。
冒頭に「本書の読み方」という項目があり、
図解で分かりやすく7つのポイントが説明されていて親切です。
「相手に読ませない文章を!」をテーマに、次の3つのことが学べます。
- 伝達性・・・内容が効率よく分かる
- 論理性・・・内容が論理的に構成されている
- 作業性・・・文章を速く書ける
読み進めていくと、自分がこれまで伝えていた方法、文章を書く時の考え方がどんどんと変わっていくのを感じました。
本書は「なぜそう書くのか」という理屈を、
■基礎編
■理論編
■実践編
の3編に分けて丁寧に説明されているので、とても分かりやすく深く理解できます。
また、本書の説明そのものが7つのポイントに絞ることを守っているのも特徴のひとつです。

「7」という数字は、人が短絡的に覚えられる数が7±2であることを考慮してとのことだそうです。
文章を作成し人に物事を伝えるというのは経営者としてとても重要なコミュニケーション能力のひとつです。
顧客様への文書、企画提案書、社内文書、メール作成等々、ビジネスシーンではさまざまな文書作成が必要です。
伝え方が誤れば、読み手にも正しく理解されず、当然結果に結びつきません。
つまり業績にも大きく影響してしまいます。
この文章作成能力は経営者だけではなく従業員にも求められる能力なだけに、
まずは社長自身が高度な能力を習得し、従業員が作成したビジネス文書に対して有効な指導ができるためにも本書をご活用されると良いと思いました。
スタッフ教育・指導に関してはこちらの記事もご覧ください
⇒「若手社員にやってはいけないこと3選」

この本では多くの例文と演習問題など「実践トレーニング」も掲載されているので、
自分の理解力を確認して、実践力を試せるのも魅力です!

改訂新版 書く技術・伝える技術 [ 倉島保美 ]
嫌われる勇気
3冊目は、
嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え
著者:岸見一郎、古賀史健 ダイヤモンド社 単行本 296ページ 1,650円(税込)
「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない…
対人関係の悩み、人生の悩みを100%消し去る “勇気” の対話編
本書の一番面白いところは、
平易かつドラマチックにアドラーの教えを伝えるために、
哲学者と青年の対話編形式によってその思想を解き明かしていく点です。
登場する哲学者は、
著者で日本におけるアドラー心理学の第一人者(日本アドラー心理学会顧問)で、アドラーの著作も多数翻訳している岸見一郎氏。
そして青年が、
同じく著者で、臨場感あふれるインタビュー原稿を得意とするライターの古賀史健氏。
お二人の対話形式なので、
まるで小説を読んでいるかのようにスラスラと読み進められました。
登場する青年が哲学者に対して力強く主観や想いをぶつけて問いを投げかけるシーンに共感し、
その後哲学者が冷静に論破するシーンで答えが見つかる。本当に楽しい読み物です。

私はカウンセラーの資格を取るために当然ながら “アドラー心理学” を勉強しましたが、「心理学」という難しいジャンルを、とても分かりやすく解き明かしていく一冊だと感じました。
他人のために生きるのではなく、もっと自分の人生を楽しく生きていいんだという気持ちにさせてくれるお話しで、共感や感動する多くの読者もいるようです。
私もその一人です。

これまでの人生の中で、人間関係において辛い経験などをされている方は自分の実体験と重ね合わせて読んでいくとより理解が深まると思います。
もし経営者のあなた自身が人間関係でさほど苦労を感じなかったとしても、従業員の中には人とのコミュニケーションが苦手であったり、辛い経験をお持ちの方もいるかもしれません。
心理学に軽くでも触れておくことで、そういった従業員への理解力が高まり寄り添う心が生まれることと思います。
社内での人間関係についてはこちらの記事もご覧ください
⇒「人間関係を”横”で見る人と”縦”で見る人」

心理学に興味がない方でも、人とのコミュニケーション能力を高めるという観点から大いに役立ち、堅苦しくなくリラックスして読み進められる一冊です。

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え [ 岸見一郎 ]
今回のご紹介が経営者の皆様に少しでもお役に立てたら幸いです。

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