日々の社長業、本当にお疲れ様です。
私は30歳で起業し20年間で約85億の売上を上げた元社長です(詳しくは「はじめまして。」をご覧くださいhttps://hajime0-0blog.com/27/)。
20年間で得た経験とカウンセラーという資格を生かし、現在経営されている方々へ少しでもお役に立てればと思い、オンラインカウンセリングルームを運営しながらブログを書いています。
また、ブログ内では経営者の皆様にお役に立つサイト情報も掲載しておりますのでよろしければご覧くださいませ。
では、今日のテーマは
「突発的な出来事にも冷静でいられる方法」
です。
最後までお読み頂けましたら幸いです。
一番大切なのは「冷静さ」
会社を経営していれば、何かしら突発的な事態や、予期せぬアクシデント、理不尽な出来事が発生することもあるかと思います。
- 従業員が退職したいと言ってきた
- お客様からのクレーム
- 注文した商品が届かない
- 設備が壊れた
などなど
そんなときに大切なのが「冷静さ」を保つこと、つまり「理性的」でいることです。
が、、、それは分かっていても突発的な出来事が起こると、どうしても冷静さを失い感情的になってしまうこともあると思います。
私も経営者だったとき、何度もありました(苦笑)。
深い深呼吸。そして理性的な物事の捉え方

突発的なことが起きた時、感情的になってしまうと、、、
- ただただ「どうしよう」と悲観的になる
- 逆に「まっ大丈夫だろう」と根拠もなく楽観視する
- 「なんなんだ!」と怒りが出てくる
などのような ”感情的な態度” が出てくる場合もあります。
このような時は一度深呼吸をして冷静になります。

私はブログの中でよく「深呼吸して…」と言いますが、冷静さを取り戻すために深呼吸はかなり効果的なので是非試してみて下さい。
鼻から大きく息を吸って、口からゆっくり吐きます。
ただこれだけです。
深呼吸すると自分の呼吸が浅かったことに気付けたりもします。
冷静になったところで、
改めて事実を確認し、
理性的に物事を捉え、
分析や判断をして、
行動に移します。
困難な状況の時ほど、”論理的な思考”がとても大切です。
今、目の前で起きている現象をひとつひとつ冷静に見て下さい。
解決できないことは「空白」のまま保存
発生した出来事は解決するまで時間を要したり、すぐには解決できない難解なものもあるかもしれません。
問題によっては長期戦になることもあるので、冷静さと合わせて「忍耐力」も必要になりますが、
そんな長期戦で挑んでいる時、スッキリと解決できない“空白の部分”が生まれます。
人間の脳はこの空白の部分
・不確かなこと
・わからないこと
を埋めようとしたくなります。
しかも不安やネガティブな感情、逆に根拠のない楽観的な見方で無理にでも埋めようとしてしまいます。

・解決まで時間がかかるもの
・不明瞭、不確実なもの
これらは空白のままにしておきましょう!
この空白を直ちに埋めようとせず焦らず落ち着いて、”こうではないかな?”と仮説を立てます。
そしてその仮説に基づいて事実を確かめましょう。
(先ほども言いましたが)
一番危険なのは、一時的な感情的のまま「こうだ!絶対このはずだ!」と無理に空白を埋めようとすることです。
ただただ突発的なことが起きてびっくりしてしまい感情的になる場合もあるでしょう。
いずれにしても自分の心の中には、感情的な部分もあるし、理性的な部分もあります。
この両面が備わっているんだということを深く理解しておき、何か起きてしまった時にはとにかく「深呼吸」をして下さい。
経営者として理性的な落ち着いた行動・言動をとるためにも、何かあったらまずは「深呼吸」を忘れずに…。

トラブル発生時に感情的になってしまう経営者の参考になっていただけたら幸いです。

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