禅の言葉でこころをやさしく癒す。
私は心穏やかに安らかな気持ちで日々を送りたいと思い、禅語に触れています。
日々社長業でお疲れの皆さんへ、少しでも癒しの時間になればと思いサブカテゴリ―的にお届けさせて頂きます。
今回は
「明珠在掌(みょうじゅたなごころにあり)」です。
☆今回のテーマは stand.fm「hajimeラジオ」でも放送しておりますので”ながら聞き”でもお楽しみ頂けます。無料アプリインストールはこちら⇒stand.fm

価値のある宝物はもう手の中で握りしめている
「明珠(みょうじゅ)」とは価値のある宝物という意味です。
誰もがそれぞれ自分の手の中に宝物を持っていても、なかなかそれに気付かず「もっと幸せな自分になりたい」とか「もっと何かを手に入れたい」と願うものです。
“もっと価値ある自分にならなくては” と思い、やみくもに資格を取得しようとしたり、無理して自分探しをせずとも、あなたの手中には既に多くの宝物が存在するという教えです。
「吾唯足知・・・われ、ただたるをしる」という有名な言葉があります。
これは、京都龍安寺(右京区)の蹲踞に刻まれている言葉で、”必要なものは全てすでにある” ということを表しています。
「人は欲張らず、今の自分を大切にしなさい」という解釈もされており、要は、足ることを知る人は不平不満なく、心豊かな日々を送ることができるという意味です。
家族や友人、今のお仕事、そしてさまざまな体験から得た能力など、あなたにしか得られなかった価値ある宝物が存在します。
自分自身を見つめ直し、大切な宝物を見つけ出す努力をしてみて下さい。きっと多くの宝物が見つかると思います。
人生を欲張らず、今ある宝物を更に磨き、自分という価値を高めていく考え方もまた素晴らしい生き方です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
心に穏やかなあかりが灯りますように…

hajime BLOG カテゴリー
おすすめ記事




コメント