身の回りからスッキリと!
日々の社長業、本当にお疲れ様です。
公私共に「整理・整頓・清掃」がとても大切なことは社長や経営者になられるような方なら理解されていると思います。私もずっと実践していました。
例えば帰社時、私のデスクにはノートパソコン以外何もありませんでした。使ったものは全て所定の場所に戻して帰ります。引き出しの中もさまざまなサイズのケースを用いて分類し、一目で何がどこにあるか分かるようになっていました。
データ化された現代、書類はかなり減っていましたがそれでもある程度の書類は発生します。私の書棚は、全て見出し付きのファイルに分類して保管。定期的に保管不要になった書類はシュレッダーをかけ処分するため、ファイルがパンパンになることはありませんでした。
自ら行動、社内に徹底
これらの意識は本社内はもちろん、複数ある各支店でも統一されていました。
私の整理整頓清掃の高い意識を従業員へ自ら教育していたことや、私自ら本社内だけではなく支店へ出向き掃除を行うことも頻繁にありました。
床が汚れていれば雑巾がけをします。ゴミが落ちていたら当然拾います。支店の共用部分の引き出しなどが乱れていれば片付けます。
この時大切なことは、私が自ら掃除をする事で従業員たちへ嫌味にならぬよう配慮をすることです。
また、全社内の清潔感が常に保たれるよう、私が月1回店舗チェックに出向き50項目のチェック表を見ながら自身でさまざまなチェックを行い点数を付けます。
結果はコメントを添え全社員へ発表し、上位店舗へは表彰も行います。
また、良かった店舗の事例は全従業員が集まる総会時に発表します。そうすることで全従業員の意識が高まりました。

社内や店舗を美しく保つ理由は3つ
ひとつめは、当然ながら「お客様のため」です。
美しい売場はお客様からの信用も高まります。特にトイレは寝られるほどキレイに、と指導していました。
ふたつめに「スタッフ自身のため」です。
常に整理整頓された清潔感のある職場は気持ちよく働け、仕事の生産性も高まります。ただ美しいのではなく徹底的に無駄を排除します。余計なものは置かない・捨てるなど。
そして最後は「社長自身のため」です。
毎日難題課題を解決していく社長の職場環境はとても重要です。目に見えるものが整理整頓されていることで頭の中まで整理されます。当然ながら、掃除を終えた職場では仕事の効率が高まります。
そして何より私が一番効果的だったのは、思考が行き詰った時に掃除をするようにしていました。当時社長室があったので、従業員の目も気にせず一人黙々と徹底的に掃除をしていました。
時間を決めてかなり本気でやります!例えば次の商談までの1時間など。
掃除に集中する事で頭もスッキリ、見た目もスッキリ、一石二鳥です!掃除をする時間がないほど忙しい…と嘆く社長こそ、時間を作って掃除に本気で取り組んでみてはいかがでしょうか。
日々の仕事が片付かない社長の参考になってもらえたら幸いです。
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