世間からイメージされている社長像
日々の社長業、本当にお疲れ様です。
世間一般的にイメージされている社長は、
■お金持ち、お金に余裕がある
■高級車に乗っている
■高い洋服や腕時計を身に付けている
■頻繁にゴルフに行っている
■人付き合いが盛んで顔が広い
■ゴールドカードを持っている
などなど、お金と時間に余裕があり贅沢な暮らしをしているというイメージではないでしょうか?
社長はいかがでしょうか?
私が当時社長をしていた時も、「腕時計を集めるのが趣味」とか、「社長の集まりの時にみんな高級車を乗って来るから買った」とか、「お付き合いで仕方なくゴルフに行っている」など、(本当かどうかは別として)さまざまな理由で高級品を所有していたり、贅沢と思われる生活をしていたりしていました。
イメージに合わせている自分
しかし、意外と世間が思っているイメージと現状は違う社長も多いのではないでしょうか?
「毎日現場で従業員と一緒に汗をかいて働いてゴルフなんか行っている暇なんてないよ」という声も聞こえてきそうですし、以前はイメージ通りのことをしていたが、最近は業績が厳しくて高級車も売ってしまった、などという方もいるのでは。
更に、無理をしてイメージに近いことをされているなんて方もいるような気がします。
社長ですので高級なものではなくても身だしなみはきちんとされたほうが良いとは思いますし、万一事故に遭った時に身を守るためにより安心・安全な車に乗られたほうが良いこともあるでしょう?
また、高級腕時計なども、いざという時のために現金に換えられる資産的考えで所持されている社長などもいるようです。
無理をされている方は手放してしまうのもひとつ
前述したように色々な理由で、いわゆる”THE社長”を保たれている方もいらっしゃると思うのですが、もし無理をしているのであれば、全て手放してしまうのも良いと思います。
こんな厳しい時代ですので、見栄やプライドは捨て高級品やお金が掛かることは止めてみるのも良い選択です。当然、高級車に乗っていれば維持費も高いです。
一般車や軽自動車にすれば燃費も良く税金も安く、何より身軽になって気持ちも軽くなります。
もし経営が厳しいのであれば、身の丈に合ったライフスタイルに変えるべきでしょう。
もし、資金繰りが厳しくても見栄やプライド、自己満足のためにお金が掛かってもその分仕事を頑張る!という方はそれはそれで良いと思いますし、資金的に余裕がある方はそれだけの努力を積み重ねてきた賜物ですし、経済が回るためにも沢山お金を使ってほしいと思うほどです。

とにかく経営が厳しく資金繰りがうまく回っていない時に、「社長はこうあるべきだ」というイメージやスタイルに固執すればするほど、経費が掛かり資金繰りがいつまでも改善しません。
手放すときは悔しい気持ちもあるかもしれませんが業績が回復し利益が出たらまた手にすれば良いことなので、社長自身が「やめられる」と思うことは今すぐやめて、身軽になって事業経営に集中されると良い転換が起きるかもしれません。
ライフスタイルをなかなか変えられない社長さんの参考になっていただけたら幸いです。
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