人はついつい他人と比較しがちです。
自分に自信がない人や、自信が持てない時などは尚更です。
「あの人はうまくいっていていいなぁ、自分ときたら全く駄目だ」と。
他人との比較を止めれば自己評価を下げることもなく自己否定することも少なくなるでしょう。
今回のテーマは
「自己否定をしない、自己評価を下げない方法」
です。
私は元経営者、現カウンセラーブロガーのhajimeと申します(詳しくは「はじめまして」をご覧くださいhttps://hajime0-0blog.com/27/)。
約20年間の会社経営で得た経験とカウンセラーという資格を生かし、現在経営されている方々へ少しでもお役に立てればと思い、オンラインカウンセリングルームを運営しながらブログを書いています。
今回の記事が経営者の皆様のお役に立てたら幸いです。
☆今回のテーマは stand.fm「hajimeラジオ」でも放送しておりますので”ながら聞き”でもお楽しみ頂けます。無料アプリインストールはこちら⇒stand.fm
自信を失っている経営者

会社経営には本当に厳しい社会情勢が続き、業績が悪化している経営者の方も多いと思います。
「何をやっても成果がでない」
「以前はうまくいったことも今は失敗してしまう」
など、思うようにいかないことも多いでしょう。
更に中高年の経営者の方ですと身体の衰えなどから、体力面でも自信を失くしてしまうこともあるでしょう。
そんな思考で日々を送っていると「自分はダメな経営者だ」と自分を否定してまったり
「自分の力なんて所詮こんなもんだ」と自己評価を下げてしまい、より一層自分自身を苦しめたりしていないでしょうか?
現在は、コロナの影響、急激な物価高騰、人手不足など、経営を取り巻く環境は余りにも厳しいものがあります。
確かに経営者の手腕が原因で厳しい状態に陥っているというケースもあるとは思いますが、現在の社会情勢の悪化は予想を遥かに超えるものだと思います。
そんな中で「私はできない人間だ」と自己評価を下げてしまうのは良くありません。

自己評価が低い人は、
他人の評価が気になるのも特徴のひとつです。
人からどう見られているかに敏感で、委縮した行動になりがちです。
自己評価を下げると悪循環に陥る

この「自己評価を下げる」ということを日常的にしていると、常に自信のない行動の連続になり、その行動から出た結果は当然うまくいかず、そのうまくいかなかった結果をみてまた自信をなくすという悪循環に陥ります。
自分なんて何をやってもうまくいかない
という考え方で「コト」を起こせばミスもしますし良い決断などもできないでしょう。
また、いつも “自分なんて…” という考え方でいると何かにチャレンジをしても、「どうせまたうまくいかないからこの程度でいいだろう」や「この位の結果が出せればまっいいか」
などのように、投げやりな思考・姿勢にもなりかねません。
いずれにしても自己評価を下げたり、自己否定をし続けていると良いことはひとつもありません。
とはいっても、今日から突然「自己評価を下げない!」と心の中で宣言してもそう簡単にできるものではありません。

逆に「自己評価が高すぎる」というのもコミュニケーションがうまく図れません。
自分を過大評価していて “自分の判断が全て最高!” だと信じている方というのは、他人のアドバイスも取り入れず、相手との心の中にズレが生じてきます。

そもそも自己評価をしない!

自己評価を上げたり下げたりすることは、他人と比較して「自分が優っている」とか「劣っている」という思考から生まれるので、まずは他人との比較を止めることですが、何よりも大切なのは、自己評価そのものをしないということです。
自分は他人より劣っている(優っている)など本来どうでも良いことです。
たとえば、「あの社長は本当に素晴らしいが自分ときたら、、、」と自己評価を下げても何も変わりません。
優れた経営者を見て具体的に参考にできる部分があったら、自身でも取り組んでみることはとても良いことですが、他人を自己否定の材料にしてしまうは本当に危険です。
「あの社長はあの社長」「私は私」としっかりと区別をして物事を捉え、自己評価や自己否定に結びつけないよう日々努力してみて下さい。
つい日頃の癖で他人と比較して自己否定を始めたら、「人は人、自分は自分」と呪文のように唱えて下さい。この唱えることを習慣化させ “思考の癖” を正していきます。
この作業を続けていくと常に自分を認め自己肯定できるようになります。
すると、自身の持ち味や素晴らしい個性も発見できてきます。

企業で言うなら、我が社の強みはコレだ!と本質的な部分に気付き、その強みを生かしていく経営に集中していくことです。
これらが習慣化されれば他人と比較することを止め、他社や他人の良い部分を正しく知ることもでき、最終的には自社や自身の価値を高めることが出来るでしょう。
自己評価を下げたり、自己否定をしない自分になれると心も安定しゆとりを持った考え方ができます。
この心の安定やゆとりは周囲の人たちにもとても良い影響があります。
まずは「他人と比較しない、自己評価をしない」ということを頭に入れて毎日を送ってみて下さい。
今回のテーマに沿った
\おすすめの本/
をご紹介させて頂きます。
吉武 大輔
ネガティブ感情向き合い練習帳
~イライラ、モヤモヤ、自己否定感がみるみる消えていく~
著者より
ネガティブ感情は、あなたを振り回したり、まどわせたりするものではなく、あなたが望む人生を生きるための力。
あなたがもし感情を持ちづらかったり、逆に感情的になりすぎてしまったりするとしたら、それは感情の扱い方を知らないだけです。
ネガティブ感情こそが、大きなチャンスになる。
独自のリーディング手法で1万人以上を成功に導いてきたいま注目の著者が初めて明かす、「感情の秘密」のすべて。

「私たちは人間関係ではなく、自分自身の感情に疲れている」という言葉に共感しました。
自分にもっと優しくしてあげることで、”心のささくれ” が取れていくのだと思います。
著者:吉武 大輔(よしたけだいすけ)
コミュニティプロデューサー、IMAGINE INC.最高経営責任者(CEO)、一般社団法人アクセスリーディング協会 代表理事。
1986年山口県出身。大学在学中の2000人以上との出会いをきっかけに、卒業後1年間の準備期間を経て起業。
世界NO.1マーケッタージェイ・エイブラハムのマーケティング理論、スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』、経営学修士(MBA)での学びなど、現実的成果を生み出す経営戦略と、陽明学、方気方位学、奇跡のコース、エネルギーワークなど、精神世界と呼ばれる領域の両方を幅広く探求し、現実と精神を融合した独自のビジネス理論・リーディング手法を確立。
過去の累計相談件数は1万件以上に上る。幅広いビジネスやコミュニティに関わりながら、次世代リーダーの幕賓として全国のクライアントと交流を深めている。
2020年に山口県長門市に、人・社会・自然が調和した循環型のライフスタイルを実現するコミュニティ「俵山ビレッジ」を設立。

ネガティブ感情向き合い練習帳 ~イライラ、モヤモヤ、自己否定感がみるみる消えていく
出版社 | 発売日 | 単行本 |
光文社 | 2022年7月20日 | 154ページ |
感情は自分を知るためのヒント
色んな方向から自分の感情の扱い方が書かれていて、興味深く参考になりました。
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自分はどんな感情が欲しくて、何をすれば満たされていくのか。
自分を知るためのヒントが記されており、嫌な感情も心強いパートナーに思えました。
また、ポジティブ感情:ネガティブ感情=1:1というのも、確かにそうなんですが考えたことが無く、何だか安心できました。
また自分は恐らく「寂しさ」を感じやすいタイプではないかと思い、Fさんの話が自分のことのようでした。
今後の生き方の道標になる一冊です。
ネガティヴ感情を見つけるのが楽しみになりました。
ネガティヴ感情に対して、どのように裏の感情をみたいなのかよくわかりました。
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具体的にどうすればいいのかが分かり、本当に読んで良かったです。
ネガティヴ感情を見つけるのが楽しみになりました。
ぜひ皆さんに読んでもらいたいオススメの本です。
自分の取り扱い説明書
ネガティブな感情を感じた時、
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過去にキーポイントがあり、
それは人生を謳歌する為の宝、
ということが分かりました。
自分を俯瞰するには、もってこいの本!
もっと早くにこの本に出会いたかった…
そしたら、もっと豊かになれたのかなぁ…
まとめ
今回は、「自己否定をしない、自己評価を下げない方法」というテーマでお話しさせて頂きました。
・厳しい経営環境により自信をなくしている経営者が多く存在する
・他人との比較から、自己評価を下げ、自己否定に繋がっている
・「人は人、自分は自分」という考えを習慣化させ他人と比較することをやめる
結論:自己否定をやめる、もしくは減らせば、自己肯定ができ心にゆとりが生まれていく
自信は保てているという経営者でも、日々多くのストレスを抱えて経営していらっしゃることと思います。
ストレスをマイナスに捉えていることから更なるストレスを生み出すこともあります。
“ストレスの根本的な原因から学びを得る”という考えを記事にした、こちらの「ストレスから発見される問題点から学びを得る」も合わせてご覧下さい。

今回の記事が、経営が厳しく自信を失っている経営者様のお役に少しでも立てたら幸いです。
経営者のお悩み・ご相談ごとは、プレジデントカウンセリングルームhajimeをお気軽にご活用下さい。
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