行動原理2つのパターン【経営者の悩み解決】

経営者の悩み解決ブログ

仕事でもプライベートでも、行動することの大切さについて理解されている方は多いと思います。
実際、精力的にさまざまな行動を起こしている方も多いでしょう。

何事もにおいても大切な「行動」。
その行動原理のパターンについてお話しさせて頂きます。

今回のテーマは
行動原理2つのパターン
です。

私は元経営者、現カウンセラーのhajimeと申します。詳しくはこちらをご覧ください⇒「はじめまして」プロフィール

約20年間の会社経営で得た経験とカウンセラーという資格を生かし、現在経営されている方々へ少しでもお役に立てればと思い、オンラインカウンセリングルームを運営しながらブログを書いています。

今回の記事が経営者の皆様のお役に立てたら幸いです。

☆今回のテーマは stand.fm「hajimeラジオ」でも放送しておりますので”ながら聞き”でもお楽しみ頂けます。無料アプリインストールはこちら⇒stand.fm

目的を達成するための行動

青空に舞うカラフルなパラソル

「起業して成功したい」「体を鍛えたい」「歌がうまくなりたい」など、人それぞれ色々な夢や目標があると思います。

正に「十人十色」です。

その目標を達成させるために「行動」へと移していきます。
その際、ゴールを決めたらそのゴールへどうしたら達成できるかを逆算して考えていきます。

ここで日常的な分かりやすい例をお伝えしようと思ったのですが、私がよく受けるご質問に対しての回答を、この機会に “例” として挙げさせて頂こうと思いました。

そのご質問とは、
「どうやって20年間の会社経営で85億まで売り上げたのですか?」
というものです。

それを簡潔にスタートから時系列でまとめたものをお伝えします。
実はこれは歩んできた軌跡ではなく、私が起業する前に作成した「ブランド浸透戦略100億円構想」という、いわゆる開業計画書に記した内容になります。

最終目標を決めそこから逆算して立てた戦術を、分かりやすくスタートからお伝えします。

市場調査→独創的な発想→ブランド戦略の設計→縁作り→【起業】→行動・独解→組織開発→点から面で市場獲得→ブランド確立→ブラッシュアップ→大企業とのコラボ→経営者候補発掘・指導(50名)→FC展開→権利収入→85億の売上、となります。
※但し20年間7300日ほぼ休日なし。

これらの矢印がスタートから最終結果に向かっていますが、構想の順番としては逆になります。
まずは最終目標を定め、そのためには何をすれば良いのかを発想していきました。そしてそれらを順番にひとつずつ実行していきました。

このようにゴールを決めて、そこから逆算して「今何をやるべきか」と、行動に移していく方法は、新しいことにチャレンジする時に向いている手法です。

ただ、お気づきの方もいると思いますが、私は100億円は達成していません。あと15億足りませんでした。
この事業計画、もしくは行動の質のどこかに原因があったのではないかと思います。

その原因を見つけ行動に移していくことが2つ目のパターンになります。

原因を解決していくための行動

この行動パターンは、なかなか良い結果が出ない、またはうまくいっていたのにうまくいかなくなった時に有用なものです。

「先月までは順調に売れていた商品の売上が下がってきた」
などという時の対策に使います。

「なぜ?」「どうして?」という理由探しから始めていきます。
原因を見つけ出し、その原因をひとつずつ解決していきます。

例えば、原因が “市場の変化にある” とします。
・市場に他社の新商品が発売された
・市場での価値が下がった
などの原因が分かった場合には、対抗できる商品開発に力を注ぐか、それとも潔く打ち切って次の新しい手を打つのかなど、対策が分かれます。

他社に対抗できる商品開発に時間が掛かるようであれば、潔く退散し新しい商品開発に着手するのが賢明です。

また、現代のようにSNSなどオンラインを活用し個人でビジネスをされている方はご存知のように、オンラインビジネスは供給過多による飽和状態にあります。
そうであれば “打ち手” つまり戦略を大きく変更していくことを考えます。

供給過多になった後に起こることは、どんな業界でも弱者が淘汰される流れがやってきます。
言い換えれば、弱者が消えるまで強者として在り続ければ、その市場で生き残れますが、それまで耐える体力が必要になってきます。

そうであれば今行動できるうちに、他社とは違う独創的な発想で戦略を立て直すことも有効です。

もし独創的なビジネス戦略が浮かんだら、準備を万全にし静かに時を待つべきです。

現代はすぐに模倣される時代です。
行動に移すことが大切であるとお話ししてきましたが、新たな市場を取りに行く場合は、むしろ安易に行動に移さず、水面下で着々と準備を進めておくことが良いでしょう。

行動するために必要なものは

男性が握りこぶしを前に出している画像

最後に行動に移すために必要なものをお伝えします。

それは「熱い想い」と「好きなこと」です。

高い目標に対して、絶対に達成させるんだ!という、”強い熱意” があれば、人は自然と行動に移っていきます。

そして、継続的に行動することが何より大切なため、「好きなこと」であることも重要です。

嫌いなことを続けていくためにはかなりの忍耐力が必要です。
生活のため、日々嫌な仕事を耐えて会社勤めをされている方も多いと思います。
これは本当に素晴らしいことです。

私がここで「好きなこと」であるべきとお伝えしたのは、独立して起業する方、している方を想定してお話ししました。

長い長い孤独な戦いに耐え抜く経営者にとって、何より必要となる行動原理が「熱い想い」と「好きなこと」です。
この2つがあれば、誰よりも力強く行動でき、何が起きても負けない強い意志を持ち続けることができます。

以上です。
今回は「行動原理2つのパターン」というテーマでお話しさせて頂きました。
少しでもお役に立てたら幸いです。

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