イエスマンは本当に危険!自身の力で解決する方法【経営者の悩み解決】

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知らず知らずのうちに存在するイエスマン

日々の社長業、本当にお疲れ様です。

よく耳にする言葉ですが「直近にイエスマンを置くことは本当に危険」だと私が社長を経験して実感したことのひとつです。社長は孤独な立場の上、重要な事ほど自身で決断する場面が多いもの。すると不安からどうしてもイエスマンを置きたくなったり、容認してくれるメンバーに相談したくなったりするものです。

「自分はそんなことはない!」と言う社長でも、意外と知らず知らずのうちに容認してくれる人間に話をしていたりすることはないでしょうか。重要な経営判断や決断をするとき、社長とはいえ一人の人間なので「これで本当に大丈夫か?」「間違ってはいないか?」と不安になるものです。

でも、そういう時こそ自身で決断することが大切です。

「良い」と言われても不安…

イエスマンの直近者から「良いと思います」「大丈夫だと思います」「素晴らしい考えです」などと言われると一瞬安心はするが、何かしっくりこない時があります。また、自分で聞いておきながら「本当か?」などと疑ってしまう時もあるものです。
更に言えば、その聞いた相手はあなたと同レベルで自社のことを真剣に考えた上での答えでしょうか。寝ても覚めて自社のことばかり考え全責任を負っている社長と、そうでない者との志が同じはずがありません。
つまり、社長と同じ志を持って考える人間は社長以外にいないのです。

しかし新たな事業展開等の話であれば、むしろ幹部や上層部を集めプランを議論する必要があると思います。その場合でも、根幹部分や目指すべき最終目標などは社長自身が決断したものをしっかりと発言すべきですし、この根幹部分に関してはイエスマンに聞かず自身で決断するということです。

この大事な部分を決断する時こそ不安な気持ちは増大し、誰かに聞いたり頼りたくなってしまうため、言うのは簡単ですが実践するのは本当に難しいものです。

そんな時に実践してきたこと!

そんな時私が実践していたことは、まず無地のA4ノートに今悩んでいる件についての
◇メリット・デメリット
◇自分(自社)の課題点や問題点
◇できること・できないこと
これらを分類して全て書き出します。「人間やればできる」という考え方もありますが、どうしてもできないこともあるのでそこは偽らず格好つけず正直に記します。誰かに見せるものではないので。

一旦そこまでにして、次は気分をリフレッシュさせるため公園をジョギングしたり、スポーツジムに行って筋トレや水泳などをしていました。体を少々疲れさせ、その晩ゆっくりと睡眠を取り翌日前述したノートをもう一度じっくりと見返します。
すると不思議とやるべきか・やらずべきか、やるとしたら根幹部分や目指すべき最終目標などは何かが明確になってきます。

こうして決断したものを幹部や上層部、または信頼のおける知人・友人などに話してみるのは良いと思います。ただし、どんな答えが帰ってきても根幹部分だけは揺らがないように注意すべきでしょう。万一、議論した結果、自身が決断した根幹部分を変える又は止めるような心の変化があった場合は、白紙のノートに書き出すところから改めて行うと良いでしょう。

何かを決断るときの参考になってくれたら幸いです。

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