「啐啄同時(そったくどうじ)」結果はベストタイミングで訪れる～禅語で経営者の心を癒す～

禅の言葉でこころをやさしく癒す。

私は心穏やかに安らかな気持ちで日々を送りたいと思い「禅語」に触れています。
日々社長業でお疲れの皆さんへ、少しでも癒しの時間になればと思いサブカテゴリ―的にお届けさせて頂きます。

今回は、
「啐啄同時(そったくどうじ)」
です。

結果はベストタイミングで訪れる

「啐」とは
雛が卵の内側から殻をくちばしでつつき「もうすぐ産まれるよー」と親鳥に知らせること。

「啄」とは、
卵の中にいる雛鳥からのサインに親鳥が気付き、殻を割る手助けをしてあげること。

この「啐」と「啄」が同時に起こることで殻が割れ雛がかえります。

hajime

禅宗では師匠と弟子の呼吸が一致すると悟りが得られると言われています。

このように、学びを得たいと思う者と、教えを授けようとする者との息が合致した、またとない好機と言えます。

お互いの力が最大限に合致するベストタイミングということです。

・日々こんなに努力をしているのになかなか結果が出ない

・必死にやっているのに結果はいつでるのか？

・そもそも本当に目標は達成するのか？

こんなことが頭をよぎると「頑張る」ということが疲れてくるときもあるでしょう。

そんな時は、

◎まだ機が熟していない

◎貴重な準備期間なんだ

◎この時に学びを得るぞ！

と思考を変えてみましょう。

内側＝私の実り
外側＝他人からの支援
この動きが合致した時にはじめて結果が出るものです。

片一方の力だけではどうにもならないことがあります。

「もう諦めたほうがいいか」

と考えず、地道に自分の力を身につける努力を続けてみて下さい。

地道な努力を続けていれば、あなたにも「またとない好機＝ベストタイミング」が訪れ、力を貸してくれる人が現れて大きく飛躍できる日がくるでしょう。

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心に穏やかなあかりが灯りますように…

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